2015年 08月 27日
ぼくがうどん屋としてやりたい事もこんな事なんです。


M.SAITo Wood WoRKS、木の器の齋藤正明さんに、
かけうどんに使うのレンゲを作って貰いました。
広島県安芸太田町の山桜を削って、
漆で仕上げてもらってます。色は4種類。
どれも綺麗であったかい。

あぁうれしいなぁ。。


広島の材料を使い、手仕事で仕上げる。

ずっと長く親しみを感じながら使い続けることの出来る道具。


作り手の顔を知ることは物への愛着もまた深くなる。

広島の木を使う事はその森への愛着もまた深くなる。

そんな道具を使う事で、食べる事がより楽しくなる。


ぼくがうどん屋としてやりたい事も、こんな事なんです。



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あっ、今はまだ数が少ないので当たらなかったらごめんなさいね。




# by wadachisou | 2015-08-27 09:54 | お店の事
2015年 07月 29日
緑肥まき
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今期から新しい試み。

11月の麦蒔きまでに2種類の緑肥を育ててすき込みます。

元々水田で水はけの悪い土の団粒化させる為のイネ科緑肥、
「ソルゴー」と小麦のみの連作で、若干地力が落ちた畑に、
栄養を与える為の豆科緑肥「クロタラリア」を混ぜて蒔きます。

初めての事をするのはワクワクしますね。
今期の小麦栽培も楽しみです。





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仕事を終えてのこの時間が何と言っても幸せです。

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# by wadachisou | 2015-07-29 10:08 | 畑、田んぼの事
2015年 06月 29日
夏季限定で「冷やしかけうどん」

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7月から9月の終わりまで

夏季限定で「冷やしかけうどん」やります。

今年は出汁の配合をかえて挑みます。

出汁を引く時もいつも以上に気合いを入れてます。

でもあんまり期待値あげてこないで下さいね。

暑いからひんやりしたやつ食べに行こっか!てくらいが嬉しいです。

あんまり難しい顔して食べられるのは苦手です。。笑





# by wadachisou | 2015-06-29 16:50 | メニューの事
2015年 06月 26日
麦刈りが終わりました。

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6月17.18日は麦刈りでした。

3月の長雨と鹿にやられて収量は少なめでしたが、
無事今期もうどん用の小麦が出来ました。

例年との違いは麦畑のあちこちにシロツメクサが繁殖してしまったこと。
丁寧に草取りを出来たら良かったんだけど、
刈取りの時には苦労させられました。

でもこのかわいい雑草が教えてくれた事もあります。

この草は土の力が弱まって酸性化してくると良く生えるそうです。
わだち草の小麦畑はここ何年か小麦だけで連作しています。
そのせいで地力が弱まりシロツメクサが沢山出来たんだと想像します。

でもシロツメクサは豆科の植物。根に根粒菌を持ち、
弱った土地を元気にしてくれる力があるのです。
弱った土地には土地を肥やしてくれる植物が育ち
土に取っての健康な状態を保とうとします。
自然は良く出来てます。。




こんなことを考えているといつも、
風の谷のナウシカの『腐海』を思い出します。

人間が汚した大地をきれいにする為に生まれた腐海と、
それを守ろうとするオーム。

腐海を焼き払い王道楽土を作るというクシャナ。
森とともに生きようと言うナウシカ。

神の森をひらき豊かな村を作ろうとするエボシ。
森とともに生きる道はないのか!問う、アシタカ。

先輩にバカだと言われても会社を辞めて有機農業を始めるトシオさん。
都会を離れ田舎に嫁ぐ岡島タエ子。。

余談です。。笑





次の種まきまでに畑の地力を回復させる為に豆科の緑肥と、
排水を良くする為にイネ科の緑肥もミックスしてすき込む予定。

これで後はしっかりと排水させる為に畝と溝の手入れをキチンとすれば、
来年は今年よりも良く出来るはず。

出来が良かったら麦刈りの日にみんなをよんで収穫祭をやろう。
麦畑の脇にテーブルを並べて、うまい物とお酒を沢山並べて乾杯するのだ。

なんて楽しそうな事を考えつつ。
さてさて来年のお楽しみです。






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# by wadachisou | 2015-06-26 05:31 | 畑、田んぼの事
2015年 06月 19日
『藝の食卓』

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蒜山の麓、蒜山耕藝さんでのイベント『藝の食卓』に行ってきました。

堀仁憲さん、坂野友紀さんの器とカトラリー。
オカズデザインさんの料理。
蒜山耕藝さんの野菜やお米、見学させてもらった小麦畑。
町の空気、水とも調和した暮らしと空間「くど」

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肥料をしっかりと入れないと育たないと言われる小麦栽培。
わだち草ではぼかし肥料をいれて無農薬栽培していますが、
毎年苦労しています。
蒜山耕藝の小麦は無農薬、無堆肥。しかししっかりと育っていました。
すごい!
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蒜山耕藝さんにお会いして話しを聞かせていただくのは、
今回が初めて。
強い思いを持った自然栽培、しかしながら
決して視野を狭めず軽やかなスタイルには共感。





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そして夜、みんなと囲んだ大きなテーブル。
出しゃばることなくテーブルに馴染み、
使いやすく彩る器やカトラリーたち。
美味しすぎる料理、そして尊敬する人達との
楽しすぎる時間。

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お土産で持ち込んだわだち草の地粉うどんを
くどのメニュー「摘み菜うどん」でコラボさせてもらう一場面も。
瑞々しくえぐ味のないサラダ野菜と、
茹でたてのうどんにオリーブオイルと醤油だけ。
これも美味しくて幸せでした。








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朝は、堀さん、坂野さん、陶芸家の吉村和美さんと、
くどで使われる水を汲みに近くの美しい滝を散策しました。

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この清らかな森が、美味しい水を育む。



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そしてイベント内にいただいたオカズデザインさんの
蒜山のトマトと鶏肉を使ったカレー。

堀さんのどっしりと安定感のあるお皿と
手になじみ、口当たりがいい坂野さんの匙。

カレーの最初の印象はとにかく澄み切った味の美味しさ。
そして食べ進めるとどんどんコク、深みが増してくる。

この地の水の良さを感じずにはいられない味わい。

そして料理人の水への敬意と感謝の気持ちを
感じずにはいられないカレーでした。




この森があり、この水が有るからこその暮らし。
無償で与えられる自然の恵に感謝の気持ち
持つ事から始まるあたり前の日々。

その中で畑を耕し、料理を作り、
好きな器を使って、仲間達とテーブルを囲む。

そんななんとも心地良い「食と暮らし」
こんな生き方を続けて行けたらな。。

『藝の食卓』とはそんな思いが込められた会
だったんじゃないかと、思いを馳せつつ、
今夜もあの余韻に浸っています。


あぁ、またあのテーブルに戻りたい。。


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# by wadachisou | 2015-06-19 00:54 | 日々の事