2016年 06月 15日
麦刈りと麦星の会。
今年も麦刈りの季節。
わだち草の小麦畑も刈取りを待つばかり。
親しい友人をよんで小麦の刈取りをして、
夜には近くの山でテントを張って焚火を囲み、
麦星を眺めつつ今年の収穫を祝おうという趣旨の会です。

今期は日程的に16日に麦刈り。前日15日に前夜祭として麦星の会を開く事に。

麦星とは5〜6月、小麦が実る頃、宵にのぼる一等星。
まるで収穫期を迎えた小麦の様なオレンジ色に輝く星です。

そして昨年しゅんしゅんさんに描いていただいた、
わだち草の小麦畑の素描のタイトルでもあります。

残念ながら16日は雨で小麦の刈取りは出来ませんでしたが
前夜祭の麦星の会はとても楽しい会になりました。

前夜祭の晩も実は曇りで星は。。
しかしその分いつも以上に深い闇に包まれました。
街に暮らす友人達には経験した事も無い様な深い深い闇。

その濃密な闇の中で、焚火をたいて、大きなテーブルを囲んで、
美味しいお酒と料理。森では獣達の足音、池の周りを優雅に飛ぶ蛍。
時々顔を出すおぼろ月。
深夜にはジビエのお肉を炙り、おいしいパンとワイン。
笑い声と笑顔を照らす焚火の火。キャンドルの明かり。


尊敬する素晴らしい友人達と本当に楽しい夜をすごす事が出来ました。








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# by wadachisou | 2016-06-15 20:27
2015年 12月 19日
『麦星 mugiboshi 』


牛飼い座の星のひとつ、アルクトゥールスという星があります。
これの和名が麦星。麦刈りの6月、麦秋の頃になると、
宵にのぼる一等星なのだそうです。

2015年の5月、麦秋の少し前、素描家しゅんしゅんさんを
わだち草の小麦畑にお招きしました。

なんと小麦畑を絵を描していただく為に。
小麦が実る畑の中に立ち一人ペンを走らせるしゅんしゅんさん。


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新緑の季節、この頃の小麦畑は農作業中も一番気持ち良いとき。
この景色を眺めながらうどんを食べて貰えたらといつも思っていました。
さわさわと風になびく一面に広がる小麦の穂にはいつも感動します。

しゅんしゅんさんのこれまでの作品を見ていて、
この心地よさをいちばん伝えられるのはこれしかない。
そう確信して素描を依頼しました。
これまでにも、なんどかお酒を酌み交わしていた間柄。
こころよく了解して下さり、この日に至ったのです。


日が暮れる前にスケッチブックをとじて、仲間達と池のほとりでキャンプ。
焚き火を囲み、お酒を酌み交わしながら、沢山の話しをしました。
深夜になると真っ暗な空に沢山の星が光っていました。

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その日から半年、とうとう絵が完成しましたとのお知らせが。
うれしくて早くみたい気持ちをおさえつつ
お世話になった方や友人を誘ってお披露目会を開くことに。

そしてお披露目会の日に自分も初めて目にする、
わだち草の小麦畑。

そしてそのタイトルは『麦星 mugiboshi 』

牛飼い座の星のひとつ、アルクトゥールス。
麦刈りの6月、麦秋の頃になると、宵にのぼる一等星。
焚き火を囲んで飲み明かした夜に輝いていたはずの星。
なんてすばらしいタイトルなんだろう。

そしてなんてすばらしい絵なんだろう!!

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これは絵の角のほんのほんの一部。
全面はもっともっと大きな作品です。
絵の全体は上手に写せませんでした、
実物はぜひわだち草でうどんを食べながら楽しんで下さい。



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絵の説明をして下さるしゅんしゅんさん。
下はこの日の為にオリジナルの麦星ラベルを貼って持って来ていただいたお酒。

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お披露目会はにぎやかで、楽しく幸せな時間でした。
皆で持ち寄ったおいしいお酒と料理。
最後はもちろん、小麦かおる地粉うどん。

素敵な絵を描いて下さったしゅんしゅんさん。
広島県産材で額を作ってくれた、さしものかぐたかはしさん。
この縁をつないでくれたkantyukyoのよしかさん。
そしてこの日の為にわざわざ遠方から集まってくれたみなさん。

本当にありがとうございました。








# by wadachisou | 2015-12-19 21:43 | お店の事
2015年 11月 14日
負の連鎖を断ち切れるのは武力じゃ無くてお餅だ。

フランスのテロのニュースを知って、

昼休みにあわてて家に帰ってテレビをつけましたが、

大相撲しかやってませんでした。


民放でもさっぱりだったから仕方なく録画した朝ドラ「朝がきた」を観ました。

大きな流れに翻弄されてか、言いたい事も大声で言えないNHKも、

製作者一人一人は気持ちを伝えようと頑張っている様に思えて

仕方なかったです。

金儲けも争いごとも放棄した腰抜けを演じる若旦那は、

「鉄砲で脅したらいかん、相手はもっと大きな鉄砲を作ってくるだけや、

そしたらこっちももっと大きな鉄砲を作る。そんなバカな男の繰り返しに

乗ったらあかん。それよりあんたの柔らかいお餅の様な頬っぺたの方が

ずっとええ」そう言ってました。

その後の相撲のシーンは本気で泣きました。


負の連鎖を断ち切れるのは武力じゃ無くてお餅だ。

莫大な軍事費で武器を買わずにお餅を買って、

相手に送る事は出来ないんでしょうか。

いったいどれだけのお餅が送れるんだろう。

もちろんうどんでもいいですよ。


戦争反対。



# by wadachisou | 2015-11-14 18:45 | 日々の事
2015年 10月 11日
今年も野生種えのきうどん。
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十月に入って毎年恒例の「野生種えのきうどん」が始まってます。
このえのき生産者、吉田町の中川さんが野生に生えてる
茶色いえのきを見つけて、自ら培養して育てたもの。
味が濃くてコリコリで出汁に旨味が溶け出しています。
うんまいです!


# by wadachisou | 2015-10-11 16:03 | メニューの事
2015年 09月 18日
うどん屋にもはんこ押しと言う暇な仕事がある。

いつもバイトさんが暇な時に始める仕事。
だいたい雨が降ってる日にやる。
雨は降ってないけれど、うっかり手が空いたので、
久しぶりに押してみる。紙の袋に一枚ずつ、
スタンプを押しては霞まないようにギュ〜っと押さえる。

ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー。

あくびが止まらない。

暇ってなんでこんなに時間が立つのが遅いんだろうね。
忙しい時ってあっという間に時間経つよね。

しかしなんだろ、こんなふうに時間がゆっくりなら、
いろんな事できるのにね。本だって沢山読めるし、
ゆっくり音楽聴いたり、あてもなく散歩してみたり。
映画を観る2時間が作れないってどうかしてるよね。。
そういえばさ、子供の頃の映画ってたいがい2本立てだったじゃない?

ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー。

今年の夏はあんまり釣りにも行けなかったな、
新しい竿まで買ったのにさ、買っただけで満足しちゃってさ。
こういう事ってあるよね。なんかあった気がする。なんだったかなぁ。

あと、こういう単純作業ってずっと同じ事つづけてるとさ、
ふと気がついたらトランス状態になってる時あるよね。
ちょっと気持ちよかったりする時ない?

ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー。

あっ、これってあれだわ、昔通ってたプール!
ぼけーっと長い距離を泳ぐのに似てるよ。
スピードはデットスローで1時間くらい。
ゆっくりだから慣れるとぜんぜん苦しくないんだよね。
夏の屋外プールは最高で、キラキラした水中の景色と、
クロールする手のひらから魔法みたいに産まれるあぶくがきれいなんだよね。

ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー。

でもあれだな、はんこ押しってなかなかわるくないな。
暇の価値もわからないバイトさんにやらせるのはもったいないくらいだ。
わざわざ時給まで払ってさ。


ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、
ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー、ペッタン、ギュー。。



# by wadachisou | 2015-09-18 15:23 | 日々の事