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2011年 10月 22日
山登り。山の記憶。
何年かぶりに山に登りました。

これがもう気持ちよくて、気持ちよくて。
景色を眺めながら、風を感じながら、
ぐいぐいと山を登りながら、
忘れてた山の記憶をいろいろ思い出していました。

子供のころ、実家の里山では、まだ松茸が沢山採れてて、
毎年秋のこの頃になると家族で山に入りました。
森の奥のひんやりとした澄んだ空気。
茂みをかき分け、倒木をくぐり、
シダゴケに足を滑らせて膝や手のひらに擦り傷をつくる。
いたくても緊張しててあんまり痛みは感じない。
時々家族のすがたを確認しながら登るのに、
ふと気付くと、視界には誰もいなくてハッとする。
森の奥から見た事もない動物にジッと睨まれてるような緊張感。
耳を澄ませてじっとしてると、どこかから枯れ葉を踏む足音が聞こえて、
家族の誰かが姿を現す。ホッとしてまた目的地を目指す。
そんな幼い頃の、山の記憶を思い出しながら、もくもくと登る。

そして山頂にたどり着いた時の爽快な景色と開放感!
なんて気持ちいいんだろう。。

今の自分はあの頃に比べると、とても限られた感情、
心の中で生きてるんだなぁ。と改めて思ってみたり。。
これじゃ、いかんですね。大風呂敷を広げるだけ広げて、
でも実際は目の前の事で精一杯で余裕無し。。
この山のようなおおらかさが、お店にも、
今の自分にも必要だと改めて感じました。
一時だけでも視野がぐーんと広がった様な気がした山登りでした。


そして現在の里山は生活スタイルの変化から、
人が入らなくなって荒れ放題。松茸どころじゃない。
「里山の再生」これもわだち草の大風呂敷のひとつです。
自分に出来る事を少しづつでも形にする為に、
まずは時間を作らなきゃ!と思いつつ、
まぁ、すこしづつね、と自分で自分の方を叩きつつ。

これからも時間を作って山を登ろうと思います。

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深入山、山頂から


by wadachisou | 2011-10-22 16:39