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2016年 12月 30日
今年も一年ありがとうございました!
うどんの食べ納めに、
きんつばの焼き納め、、
納めるってやっぱりいいですね。

一週間もしないうちに、またきんつばを焼き初め、
うどんを食べ初めるんだけど、
それでもとても大事なことなように思います。

入口があって、出口がある。
出口があまり遠いと息切れするし、
この辺りで一度締めますか、では改めて二次会で!
なんて具合に忘年会も盛り上がるわけだけど。
一旦締めないことには収拾がつかない事もたくさんあります。


「お早う」があって、「お休みなさい」があって、
「こんにちは!」があって、「さようなら。」がある。
僕らには誕生日があって、いつか逝く日だってある。

畑には種まきがあって、収穫がある。
うどん屋には沢山の「いただきます!」があって、
「ごちそうさま!」がある。
できる事なら、美味しかった〜!の言葉を添えていただけたら、
うどん屋としてこんなに嬉しいことはない。


本日、これにて今年の営業を納めさせていただきます。
一年本当にありがとうございました!

また来年、みなさんと笑顔で会えますように!

by wadachisou | 2016-12-30 19:05 | お店の事
2015年 12月 19日
『麦星 mugiboshi 』


牛飼い座の星のひとつ、アルクトゥールスという星があります。
これの和名が麦星。麦刈りの6月、麦秋の頃になると、
宵にのぼる一等星なのだそうです。

2015年の5月、麦秋の少し前、素描家しゅんしゅんさんを
わだち草の小麦畑にお招きしました。

なんと小麦畑を絵を描していただく為に。
小麦が実る畑の中に立ち一人ペンを走らせるしゅんしゅんさん。


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新緑の季節、この頃の小麦畑は農作業中も一番気持ち良いとき。
この景色を眺めながらうどんを食べて貰えたらといつも思っていました。
さわさわと風になびく一面に広がる小麦の穂にはいつも感動します。

しゅんしゅんさんのこれまでの作品を見ていて、
この心地よさをいちばん伝えられるのはこれしかない。
そう確信して素描を依頼しました。
これまでにも、なんどかお酒を酌み交わしていた間柄。
こころよく了解して下さり、この日に至ったのです。


日が暮れる前にスケッチブックをとじて、仲間達と池のほとりでキャンプ。
焚き火を囲み、お酒を酌み交わしながら、沢山の話しをしました。
深夜になると真っ暗な空に沢山の星が光っていました。

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その日から半年、とうとう絵が完成しましたとのお知らせが。
うれしくて早くみたい気持ちをおさえつつ
お世話になった方や友人を誘ってお披露目会を開くことに。

そしてお披露目会の日に自分も初めて目にする、
わだち草の小麦畑。

そしてそのタイトルは『麦星 mugiboshi 』

牛飼い座の星のひとつ、アルクトゥールス。
麦刈りの6月、麦秋の頃になると、宵にのぼる一等星。
焚き火を囲んで飲み明かした夜に輝いていたはずの星。
なんてすばらしいタイトルなんだろう。

そしてなんてすばらしい絵なんだろう!!

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これは絵の角のほんのほんの一部。
全面はもっともっと大きな作品です。
絵の全体は上手に写せませんでした、
実物はぜひわだち草でうどんを食べながら楽しんで下さい。



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絵の説明をして下さるしゅんしゅんさん。
下はこの日の為にオリジナルの麦星ラベルを貼って持って来ていただいたお酒。

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お披露目会はにぎやかで、楽しく幸せな時間でした。
皆で持ち寄ったおいしいお酒と料理。
最後はもちろん、小麦かおる地粉うどん。

素敵な絵を描いて下さったしゅんしゅんさん。
広島県産材で額を作ってくれた、さしものかぐたかはしさん。
この縁をつないでくれたkantyukyoのよしかさん。
そしてこの日の為にわざわざ遠方から集まってくれたみなさん。

本当にありがとうございました。








by wadachisou | 2015-12-19 21:43 | お店の事
2015年 08月 27日
ぼくがうどん屋としてやりたい事もこんな事なんです。


M.SAITo Wood WoRKS、木の器の齋藤正明さんに、
かけうどんに使うのレンゲを作って貰いました。
広島県安芸太田町の山桜を削って、
漆で仕上げてもらってます。色は4種類。
どれも綺麗であったかい。

あぁうれしいなぁ。。


広島の材料を使い、手仕事で仕上げる。

ずっと長く親しみを感じながら使い続けることの出来る道具。


作り手の顔を知ることは物への愛着もまた深くなる。

広島の木を使う事はその森への愛着もまた深くなる。

そんな道具を使う事で、食べる事がより楽しくなる。


ぼくがうどん屋としてやりたい事も、こんな事なんです。



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あっ、今はまだ数が少ないので当たらなかったらごめんなさいね。




by wadachisou | 2015-08-27 09:54 | お店の事
2015年 06月 02日
わだち草も12年
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ゴールデンウィーク、田植えを終え、迫る麦刈りの準備、
大忙しだった5月を終え気が付けばわだち草も丸12年をすぎました。

たくさんの友人から、凄いね!おめでとう!のメッセージを沢山貰いました。

でも12年と言ったってやってる自分にしたらあっという間すぎて。。

でも12年て小学1年生だった子が高校を卒業する年月。
そう思うとやっぱりすごいですね。

わだち草も、この12年、沢山の事がありました。
幸せな事も、つらい事も、でも今のわだち草がここに有るのは、
支えてくれた沢山の人のおかげ。大切な人に感謝して、
ようやくたどり着いた今の場所から更に前に進むように頑張っていきます。

まだまだやりたい事は沢山あります。

今年はこれまで以上に小麦畑に深く関わるつもり。
後はブログを書ける人になりたい。
お酒を少し控えてお腹を引っ込めたい。笑

がんばります。








by wadachisou | 2015-06-02 10:18 | お店の事
2012年 11月 15日
広島産の割箸に変更しました!そして森に勉強に。
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わだち草のお箸は開店した2003年からずっと、
洗い箸を使用しています。環境にやさしい洗剤で
繰り返し洗いながら使う事で、少しでも環境に
不可を掛けない事を心がけてきました。

洗い箸は洗剤を使って洗い、水を汚すので
エコではない。と言う意見もありますが、
洗剤にこだわれば決してそんな事はないと思って
います。しかし国産の間伐材を利用した割箸と
どちらがいいのか、、という事はずいぶん前から
考えていたことです。

でも割箸の産地である奈良県の吉野から
わざわざ運んでくるっていうのも、
なんとなく気持ちが入らない感じだったので
二の足を踏んでいたのですが、
なんと最近、広島の間伐材で割箸を
作っている所があるというじゃないですか!
これはもう変更するしか無い!!
という事で早速連絡して割箸を取り寄せ、
いろいろとそれにまつわる現状の話を聞き、
即、採用を決定したという訳です。



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今回は日本の森が抱える問題、現状を勉強する為に
取引する事になった尾道の栗尾衛生社、栗尾さんに
県北の森を案内して頂き、話を聞かせてもらう事になりました。
栗尾さんは趣味が登山。自然を愛しアウトドアを楽しんでる方です。
そんな方がこの仕事を始められたのですから間違いありません。



現在日本の森の約41%が植林された人工林です。
この人工林は戦中戦後に燃料や家を建てる為に
大量に植えられました。
しかし現代では燃料は電気、ガスに変わり、
家に使う木材は安い外国産に取って代わられ、
間伐材の有効利用であった割り箸も価格の安い
中国産に変わりました。
そんな状況で日本の林業は成り立たず、
人工林は植えたまま放置されている状態、、
そしてそのせいで森が死にかけていると話に聞きます。。
日本の森の40%が死にかけてる。。うーん、、

植林の森は本来、植えて10年から15年で間伐をします。
木が育ち密集した状態になると、地面に日が当たらなくなり、
しっかりとした健康な木が育たなくなるのです。
間伐(間引)をすることで日当りを良くし、
木と木の間隔を広げてやることで、根のしっかりした、
真っすぐな良い木が育つのです。

人工林の杉林を遠くから見ても緑が深く問題があるようには
見えません、だから山を眺めている分にはピンとこないのですが、
森の中を歩いてみると本当に寂しい感じ、、
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密集した木々が全く間伐がされずに放置されていて、
たしかに森が死んでしまっているようです。。
日が当たらず地面はむき出しで薄暗く、
真っ当な木が育たないだけではなくて、
大雨が降れば土砂崩れも起きやすいなのだそうです。
枝打ちすらされていないので、
今更木材としても使い物にならない。。。





こちらは少しでも間伐されて光が差し込んでいるところ。
森に光が入る事で下層植物や木も育ち、明るく健康的な状態です。
根もしっかりするので土砂崩れの心配もありませんし、
いろいろな植物がCO2をたっぷりと吸収してくれます。
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間伐材を有効利用し、森に光を入れる事がとても大事なんですね。
割箸が洗い箸よりも環境の為に有効なのはこの辺りにあります。
木は育つ段階でしっかりとCO2を吸収してくれます。
だから育った木を利用して燃やしてもCO2はプラスマイナスゼロなのです。
これをカーボンニュートラルと言います。



人工林を抜けて、こちらは広葉樹の森。
美しい紅葉やその落葉でふかふかの林道を歩くと本当に気持ちがいい!
そして、この落葉のつもった森がゆたかな水を育んでくれるのです。
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日本は今の所まだ豊かな淡水に恵まれています。
世界的に見てもとても恵まれた環境です。
この恵まれた水の環境を作り出しているのが森です。
今、蛇口をひねって簡単に出る水は、森が有ってこその水なのです。
広島の水源である太田川の水もその上流も森にはぐくまれ生まれたものです。
森を守る事は自分たちの豊かな暮らしの為に欠かせない事です。
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いっそ利用されないなら広葉樹の森に戻せればとも思うのですが、
まずは今の森の木をなんとかしなくてはどうにもなりません。
水を守る為にも温暖化対策の為にも健全な森作りはとても重要なんですね。



今回の山歩き、すごく勉強になりました。
話には聞いていましたが、実際に見た「死んだ森」は衝撃でした。。
栗尾さんとの話も更にエキサイトして松枯れやナラ枯れ、森の免疫力
バイオマスエネルギーの可能性についてなどなど、
熱いお話を沢山聞く事が出来ました。


自分たちには成し遂げなくてはならない問題が沢山あります。
温暖化による環境問題や
脱原発以降の自然エネルギーの普及などなど。

でもこれは実は幸せな事でもあります。
自分たちにはやるべき事があるのです。
生きてる意味があるがあるって事です。
明確な目的があるってことはいい事です。

高度成長からバブル以降に見失ってしまった
明確な目的です。

僕らはこの課題を乗り越えられるように
アイディアを絞って、工夫をこらして、
日々を楽しみながら暮らしていけたらと思います。

まずは割箸を使いながら、そして使用済みの割箸で風呂を焚き
じっくりと暖まりながらいろいろと作戦を練ろうと思います。。


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*質問があったのでちょっと補足*

割り箸でも中国製の割り箸はぜんぜん駄目です。
日本の割り箸は多くが柱を取った後にでる背板を利用します。
これはそれ以外に使い道がなく処分される所ですので
無駄がなく効率的です。それに対して中国の割り箸は、
木をまるごと「桂剥」のようにして作られます。
割り箸の為に、お金の為に、無計画に森林を伐採している
と聞いています。

しかし割り箸の単価としては非常に安い。
中国の割り箸は一膳で1円を切るのに対し日本製は3〜4円します。
大手チェーン店などは年間一億膳の箸を使うそうです。
経費にして3億円変わるとなるとなかなか使ってもらえないそうです。
でもわだち草の一ヶ月の経費で言うと5千円くらい、
この程度ならなんとかなります。
んっ?年間にすると6万円かぁ、、、いやいやお金の問題じゃないのです!

国産の割り箸をもっとつかいましょー!

by wadachisou | 2012-11-15 18:05 | お店の事
2012年 09月 26日
毎週水曜日は山仕事、畑仕事の日。

報告が遅れましたが毎週水曜日は
アルバイトスタッフさんにお店を任せて、
畑、田んぼ仕事、山仕事をする日にしています。
両親に任せきりだった農業にもっと関わり、
人が入らなくなって荒れ放題の里山に手をいれ、
山を守り、そこから湧き出る水で米や小麦を栽培し、うどんを造る。
この循環がわだち草の大切な大風呂敷(コンセプト)でもあるのです。
うどん作りだけに捕われる事無く、広い視野で感じながら、
わだち草のあるべきうどんをもう一度練り直していくつもりです。
どうぞご理解下さい。


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あっ、どうしても僕に会いたいと言う方は水曜日はさけて、
ご来店お待ちしておりますね(笑)

by wadachisou | 2012-09-26 21:37 | お店の事
2012年 01月 20日
わだち草 × 富久長 八反草の会 イベント開催のお知らせ!
富久長のお酒と初めて出会ったのは20代の後半、
吉祥寺の無国籍料理レストランでした。
大好きな絵本作家、スズキコージさんの絵が飾られた個性的なお店です。
エスニックな東南アジア風の料理とともに注文したお酒の瓶には、
これまた大好きな原マスミさんのイラストが使われていました。
なんだこれは!?と驚いて、そしてひとくち頂いて、、なっなんだこれは!?
「美味しいっ!!」エスニック料理、お店の雰囲気とも完全にコラボしている!
この日本酒はなんなんだ?!

この強烈なインパクトで出会ったお酒が富久長でした。

ラベルをみるとなんと広島のお酒!しかも女性杜氏!
最近まで東京で仕事をされていたそう。。
なるほどなぁ、確かにこのお酒はそんな女性が造った味がする。
華やかで清らかで、個性的で愉快なお酒。こんなお酒があるんだぁ!
とすっかりファンになりました。
ちなみにこの日頂いたお酒は「かじつ」と言う銘柄。


そして広島に帰りわだち草を開店してから、
いつか蔵に伺いたいと思いながらも
日々の営業に明け暮れていましたが、ご縁があり、
とうとうあこがれの女性杜氏さん今田美穂さんに
お会いする事が出来たのです。

富久長の八反草という酒米を使っての酒造りは
まさにわだち草のコンセプトとおんなじ。
そんな富久長の今田美穂さんを迎えて、
お酒とうどん料理の会を開催する事になりました。

当日は八反草のラインナップをじっくり楽しむ事が出来ます。
わだち草でもそのお酒に合わせてお料理を考えています。
(エスニックな料理ではありません、笑)

これはもう本当にお客様以上に自分が楽しみな企画です。

ぜひご予約、お待ちしております!
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わだち草 × 富久長

八反草の会

◎開催日時:3月17日(土) PM6:00 start 9時頃まで
◎参加料金:5,000円(数種類の利き酒とお料理)
◎募集人数:20名(先着順につき人数に達した時点で〆切とさせていただきます)
※完全予約制・当日でのキャンセルはご遠慮ください。
◎開催場所:地粉うどん店 わだち草

◎イベント内容
■わだち草のうどんと特別料理
■八反草のラインナップを試飲
■富久長杜氏・今田美穂さんによるお米やお酒についてのお話
■わだち草・原田さんによる食材についてのお話

PDFのチラシをダウンロード

by wadachisou | 2012-01-20 18:46 | お店の事
2011年 11月 02日
「ブランクッキー」再開。
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しばらくお休みしていた「ブランクッキー」を
秋冬限定で再開しました。

どうしてうどん屋でクッキー??
と思われる方も多いかもしれませんが、実はとても深い
意味が有るのです。

ご存知の通り、わだち草ではうどんの小麦の一部を
を自家栽培しています。ですが、うどんに使えるのは
麦の中心の白い部分。かなり外側に近い所まで粉にして
いますが、それでもまだ外側の粉とふすまが残ります。
お米の玄米と同じで、小麦も外側にこそ、たっぷりと栄養
が詰まっています。そしてふすまには食物繊維が豊富!
こんないいものを捨ててしまうなんてもったいない。
一般的な小麦は農薬散布の関係で外側は危険。。
と言う方もいらっしゃいますが、わだち草の小麦は当然
無農薬。なのでこのあたりも心配無しです!

ということで、ふすまたっぷりのブランクッキーを作ることで
小麦を無駄なく、まるごと食べられると言う訳なのです。
これってとっても大事な事ですよね!

卵やバターは使わず、無農薬のクルミ、レーズンをいれて
サクサクの食感に焼き上げています。
少しポロポロとはしますが、余分なものが何も入っていない証拠。
小麦の風味を十分に味わえる素朴な美味しさなのです。

お子さんのおやつとして、忙しい朝の朝食としてもオススメ!
コーヒーやミルクなどのお飲物と合わせてお楽しみ下さい。


しばらくはプレーンの「くるみレーズン」だけの予定ですが、
このクッキーシリーズには、同じブランクッキーのココア、
アールグレイを使った紅茶。
それから米ぬかを使った「ライスブランバー」
味噌スコーンなどもありました。
いつかはこの辺も再開できたらと企んでおります。
乞うご期待!

by wadachisou | 2011-11-02 10:32 | お店の事
2011年 09月 27日
「群馬産 農林61号」から「岡山産 しらさぎ小麦」へ

今期の収穫分の小麦粉から群馬県産の「農林61号」を止めて
岡山県産の「しらさぎ小麦」に変える事にしました。

これはずっと以前から考えていた事では有ったのですが、
急ぎ背中を押したのは、原発事故に他有りません。
食材は「地産地消」まずは国産であれば問題ないけど、
近いにこした事は無い。出来る事なら自家栽培で
まかなえるのがいいんだけど、全てはとても無理。
ずっと岡山の小麦の事は考えていました。

「しらさぎ小麦」は「農林61号」と同じで昔ながらの品種。
うどんにもとても向いていると聞いていました。
もともと讃岐うどんもオーストラリアの粉になる前は
この「しらさぎ小麦」だったって聞いてるし。
試しに打ったうどんの味も、最近の品種にありがちな
変なモチモチ感、過剰は澱粉添加も無く、風味豊かで自然な食感。
力がやや弱いので腰を出すのにすこし苦労しますが、
これなら、これまでと同じ感じのわだち草の地粉うどんが出来そうです。

でも、でもですね、やはり長年つきあった「群馬の農林61号」
にわかれを告げるのは本当に残念。味の事はもちろんですが、
一生懸命作られてる生産者の方、扱いの難しい国産小麦を絶やさず、
守り続けてくださった製粉業者さんの事を思うと、
本当に本当に残念で悲しいのです。

放射能の検査は群馬県の報告によると多い小麦畑で60ベクレル
程度が検出されました。「検出せず」の結果の畑も沢山有ります。
しかし本当の所は分からない事だらけです。
政府の決めた基準では穀物類は500ベクレルまで大丈夫。
となっていますが、WHOの基準では10ベクレル。。
子供と大人でも当然違うでしょうし、
頻繁に食べるか、そうでないかでも違うと思うし。
でもその政府の基準を信じ「ただちに健康に問題は無い」
と言われても、やはりとても使う気にはなりません。
ただちにってなに?この先、何が起こっても知りませんが、、
なんて前提のついたものをお客様に出せる訳がありません。

第一、国の基準を信じれるなら、最初から
わだち草というお店は存在しないのです。
普通に売られている食品には、
国の認可を得た食品添加物が沢山使われています。
これも「健康に問題の無い」とされていますが、
こういった類のものを食べ続け、蓄積されて、
子供達がアトピーや原因不明のアレルギーに悩まされています。

その事をなんとかしたい。
世界的にも認められている、美味しくて身体に良い
日本の食文化を取り戻したい、守りたい。
そんな思いからわだち草は生まれているのです。

うちを選んでわざわざ遠くから足を運んで下さるお客様は、
美味しいだけじゃなく、「安心して子供達に食べさせる事が出来る」
そう言って下さいます。
それがわだち草にとって一番に大切にしている事です。

だから少しでも疑問が残るものお出しする事はできません。
子供達にそんなものは食べさせる事はできません。
だから、断腸の思いで群馬の小麦を止めるのです。

もう本当に原発は止めたい。
原子力は愚かな人間ごときが扱えるものではない。
こういった事で被害を受ける生産者や企業は
当然、東電が保証すべき問題だと思います。
それでも足りない分はみんなでお金を出し合って支えあう。
汚染されている可能性のある食品を子供達に食べさせてでも、
と言うのは違う気がします。
風評被害と言った問題ではなく、
十分に実害が起こりうる可能性のある問題だと思うのです。
どうぞ、ご理解下さい。

by wadachisou | 2011-09-27 18:16 | お店の事
2010年 12月 31日
鴨で年越し!
突然の妄想からつぶやいた事がまさか現実になるとは。。

ツイッターで「あー、焼き鴨とざるそばが食べたい」とつぶやくと
次の朝には丸ままで羽をむしられただけの鴨が目の前にある!
なんともびっくりでうれしい出来事!
ツイッターを読んだ鉄砲打ちの方から、余ってるのが有るからと頂いたのです。
おかげで今夜は鴨と地酒で年を越します!(楽しみ!)

色々な事があった2010年でしたが、一番おもしろかったのは
ツイッターをきっかけにした沢山の出会いでしょうか。。
お店の宣伝につながるかなぁ。。って感じで気軽に始めてみた事が
まさかこんなに広がりをみせるとは。。以前からずっと会ってみたかった方、
お店、料理人、酒蔵、作家さん、陶芸家さんまで親しくなる事ができました。
そんな方々と酒を呑んだり、いろいろな話をする事ができて、
とても楽しかったし、自分にとって沢山の発見を得る事が出来ました。

そしてもちろんお客様。遠くからお取り寄せして頂いた方や
お店に通いつめてくださるお客様。たくさんの励ましの言葉やヒントを頂きました。
ホントにお客様に支えられているんだなぁと改めて感謝の気持ちです。
本当にありがとうございました!

わだち草は来年5月には9年目に突入します。そして自分も40才。
お店と一緒にさらに成長していきたい。そして楽しみたいと思います。

今年一年、本当にありがとうございました。
そして来年もどうぞよろしくお願いします。
それでは良いお年をお迎えください!

わだち草 原田健次














広島ブログ

by wadachisou | 2010-12-31 16:00 | お店の事